SSTを実施しました!
こんにちは、ほしのこキッズ教室です!
11月もあっという間に終わりですね。いよいよ本格的に寒くなってきました⛄
今回は先日実施したSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)についてご紹介します!
ソーシャル・スキル・トレーニング(以下、SST)とは社会生活を送るうえで必要な対人関係や自己管理能力(ソーシャル・スキル)を養い、訓練することです。このソーシャル・スキルが不足していると、攻撃的な行動をとってしまったりさらには、いじめ・不登校などの二次障害に繋がる恐れがあると言われています。
今回は「勘違い」をテーマにフリップに子どもたちの好きなキャラクターを描いてストーリー仕立ての紙芝居で子どもたちに説明をしました✨ストーリーは、ある主人公がおもちゃを取られたと勘違いしてほかのお友達に怒ってしまったという内容です。
「どうして〇〇は怒っているのかな?」「△△はなんで取っちゃったのかな?」など子どもたちに質問し、登場人物の感情や思考背景を考えてもらいました。
「〇〇は聞けばよかったんじゃない?」「△△は知らなかったんだよ!」と登場人物の状況や背景を考え、積極的に答えを出し合う姿が見受けられました。
その後は全員でおもちゃで遊ぶ時間を設けました。紙芝居と同じようなトラブルになりそうになったとき、指導員が「勘違いじゃない?」と伝え相手の状況や背景を考えるよう促しました。思い出したように納得し、気持ちを落ち着かせて「ぼくの知らない?」と伝える事ができました。
キッズ教室でも勘違いからの児童間のトラブルがあり、ついついお友達がやったと決めつけてしまう児童も見受けられます。このようなSSTを行うことにより、誰かがやったとすぐ決めつけて怒るのではなく、聞いてみたり、他の可能性に気付くことで対人関係を円滑に進めていく狙いがあります。
今後も様々なシチュエーションでSSTを行い、児童のコミュニケーション能力向上を図っていきます💪

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