お手伝いブック、その後!②

2020-10-16

前回は、机拭きとごみ捨てについてお伝えしましたので
今回は、洗濯物と食器運びについて紹介していきたいと思います。

洗濯物から紹介します👔
洗濯物

すこしできたと感じる方が一番多く、身に付いたと感じる方が少しいらっしゃるようです。

保護者からは、
タオルはたためるが、洗濯ばさみではさむのは難しかった
声をかけ一緒に取り組もうとしたが「やりたくない」と断られ、何が嫌なのかがわからなかった
毎日ではないが、洗濯物をたたむようになった
と、様々な感想をいただきました。

洗濯物はたたむことと、干すことの両方を課題として取り上げていました。

たたむことは日常的に着替えなどで行っている分
教室内でも「僕、綺麗にたためるよ😉」と自信を持ち取り組む様子がうかがえています。

反面、干す動作に関してはあまり取り組む機会が無く、
何が成功なのか、どうしたらうまくいくのかわかりづらかった可能性が考えられます。

また、干す際は濡れた物を触る必要があるため、
感覚過敏のお子さんにとってハードルの高い内容になっていた可能性も推察されます。

まずは、洗濯バサミをスムーズに扱えるようになることを目標とするなど
スモールステップで実施していくことが望ましいと思われます!👯

最後に、食器運びです

食器運び
少し身に付いたと感じる方が多く、継続して取り組めたようです!

保護者からは、
こちらが何も言わなくても食器を自分で運んでくれるようになった
やる時とやらない時はあるが、食べ終わった後、食器を片付けることが多くなった
グラスを落として割ることがあったが、1つずつ運ぶなど子どもなりに考え前向きに取り組んでいた
食器や箸の準備は好きで、積極的だった
自分の食器だけでなく麦茶やドレッシングを冷蔵庫に片付けてくれるようになった
と子どもたちの成長を感じる声をたくさんいただいております。

自分の食器を運ぶだけでなく共有して使う飲み物や道具、家族の箸まで準備を行うなど
お手伝いブックに書かれていないお手伝いまでイメージを膨らませ取り組めていたことに、想像以上の成長を感じました!

子どもたちにとっても身に付きやすく、“できて当たり前”になりやすいお手伝いだと思われるので、
我々大人が「ありがとう」「助かるよ!」など感謝の気持ちを日々伝えていくことが大切なのではないでしょうか😃






その他、お手伝いbookについてたくさんの感想をいただいておりますので、いくつかご紹介いたします。

今までお手伝いをすることはなかったが、花丸をつけるのが楽しいらしく少し自分で取り組めるようになった。

親の声掛けなどの記載が参考になった。子どもは楽しい絵やイラストを気に入っていた。

すべてのお手伝いをやりたがるわけでなく、偏りがあった。

チェックポイントを子どもが自分で読みたがっていたので、ひらがなの記載もあるとよい。

声をかけすぎると嫌がるので、アドバイスしづらくチェックポイントはすべて達成できなかった。

花丸がたまるのが嬉しそうで、言葉で褒めるだけでなく目で見て残るものも効果的だと感じた。

最初のうちは花丸をもらうことが目的だったが、すべて埋まった後もお手伝いを続けてくれている。

お手伝いブックのサイズが子どもにちょうどよく、自分で手に持ち使っていた。

イラストもあり、カラーで読みやすい。

時間がなく、ついつい親がやってしまうことも多いため継続が難しかった。

もともとお手伝いをすることは好きなので、シールなどの特典は特に必要ないと思った。

1~10の数字がすぐ埋まってしまったので、上から紙を貼って対応した。クリアしたら新しい紙をいただけるとありがたい。

今までお手伝いに取り組んだことがなかったが、取り組むきっかけとなった。これからも見える所に置いて、いつでもお手伝いを思い出せるようにしたい。

保護者の皆様。お忙しい中時間を割いてアンケートにご協力いただきありがとうございました。
ご意見、ご感想を読んでいるとお子さんを見守っている保護者の様子が伝わり、職員も暖かい気持ちになりました(*^^*)
今回いただいた意見を次回の取り組みに活かさせていただきます!

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