就学に向けて・・・
保護者の皆さまは就学相談など、来年度の入学に向けて準備を進めている時期だと思われます。
子どもたちも就学に向けて頑張っているので、その様子を知っていただくために
今回は最近の『模擬授業』の様子をいくつかお伝えしたいと思います🎵
⓵ 物の名前を覚えよう!🍎
フラッシュカードを用いて、今まで知らなかった野菜や果物の名前を覚えてみようという授業です。
新しいものを覚えるには、どんどん声に出すことが大切なので復唱からスタート!
声を出すのは皆大好きなので、意欲的に取り組んでいました
パセリとブロッコリー、梅とあんずなど、色や形が似ているものについては、
具体的にどこが違うのか皆で考え発表する時間も設けました。
最後は『パセリでしょうかブロッコリーでしょうかクイズ』の時間を設けると、
ほとんどの児童が正しく答えられており、楽しみながら新しい言葉を覚えられたのではないかと思います。
⓶ 数字タッチ👉
黒板にバラバラに書かれた0~10の数字を指導員が言った順番にタッチしていきます。
例えば、<0から!>と言われたら0、1、2、3…、と小さい順番にタッチ。
<10から!>と言われたら10、9、8、7…と大きい順番にタッチしていくという内容です。
数字の練習は年中さんの時から取り組んでいたこともあって、
ほとんどのお子さんがスムーズに次から次へと数字をタッチできていました。
皆の前に出て取り組むのは子どもたちにとって特別な意味があるようで「早く呼んで!」
とアピールする姿も見受けられます。そんな時は<かっこいい姿勢で待ててるかな?>
と自分の姿勢を振り返ってみるよう促すと、背筋を伸ばし、指導員の方をじっと見つめ
呼ばれたいという気持ちを姿勢や視線で伝えることができています。
自分のやりたいことを達成するためにどうすればいいか、子どもたちも繰り返しの経験から
スムーズに理解できるようになりつつあります。
⓷ 50音の穴埋めと読み✋
黒板に書いてある50音表を見て、足りないひらがながわかったら手を挙げて発表します。
皆で協力してすべてのマスを埋められたら、スラスラと50音表を読めるか1人ずつチャレンジです。
慌てて間違えてしまうお子さんも見受けられましたが「間違えたから、もう一回やり直すね!」
と自ら主張し丁寧にやり直すことができていました。
<○○君が書いた字は、“う” が一番上手だね!>とできてる部分を認め続けることで
もっといろんな字を認めてもらいたいという気持ちが養われ、
まみむめも など難しいひらがなの書きにも挑戦できています。
↑こんなにも落ち着いて授業に参加できるようになりました。素晴らしい姿勢に感動・・・😭
模擬授業はほしのこキッズ開所時から取り組んでいる療育内容で、
小学校生活に向けての準備を目的としています。
入学してから一番初めに躓きやすい部分は、椅子に45分間座り続けることです。
子どもたちは“授業”という未知の体験に混乱し、何をすればいいかわからず、
離席に繋がってしまう可能性が考えられます。
就学前から少人数での授業に参加し経験を積むことで、
授業とは具体的にどういうものなのか、どの程度の時間座っていればよいのか見通しが立ちます。
現在は30分座り続け模擬授業に参加できているため、
最終目標である45分間を目指し、徐々に時間を伸ばしていきたいと考えています。

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